行動確認調査

正確な現状を把握するために

係争相手の動向、ライバル企業の動向、不良社員の動向など、時に実際の行動状況(立寄り先、接触人物)を確認する以外には正確な〝生きた情報〟を得る事ができないケースがあります。リアルタイムな人物の情報とは、「誰が」、「いつ」、「どこで」、「誰と」、「何をしていた」という、まさに行動確認でなければ知り得ない情報の事です。
これらの情報を行動単位で時間記録し、その状況場面を全て撮影に収めます。それは、その人物が確実に行っていた事の証拠をとなり、裁判に資する法的根拠となるだけでなく、不正や情報漏洩を未然に防ぐ盾となり得るのです。

​行動確認調査の活用シーン

対象車両を車とバイクで尾行する調査員
●特定の人物の立ち回り先や接触人物を知る

●特定の人物の勤務先(就業先)を確認

●詐病による休職の実態を知る

●交友関係(反社会的勢力との関連等)を知り、問題人物との関わりがないかを確認

《調査員は二名~、対象者の移動手段によって、徒歩・車両・バイクを併用》

注)画像は対象車両の尾行イメージ
赤〇は対象車両、白〇は調査バイクと調査車両。常に十分な距離をとり、調査車両との間には他の車両を挟ませるように追尾するプロのテクニックです。

​リアルタイムの情報

調査は情報を得る手段と言えます。この情報には幾つかの種類があります。

●第一次情報
一般に公開されている情報(不動産登記簿、商業登記簿等)や相談者が既に知り得る情報

●第二次情報
第一次情報に基づいて取材、内偵などを行い情報源から得た独自の情報

●第三次情報
第一次、第二次情報では得られない情報

行動確認は第三次情報の部類に入ります。第一次や第二次の情報は、リアルタイムな情報とは異なる場合があります。そのために現地に赴き実際の状況を確認するのですが、現在進行形の情報、特に〝人物〟の〝行動に関する情報〟は、現在起きている状況を把握するために最も有効で正確な情報となります。

近年ではSNSから人物の行動に関する情報を得る事もできますが、誤った情報や過去の情報、デマも多く含まれるために、これらの情報を鵜呑みにする事は危険です。

監視や尾行は、その裏取りができるだけでなく、まざに〝今〟起きている状況を知る事で、起きている問題や未来に想定される問題に対し、速やかな対処が可能となります。

機密情報や個人情報の持ち出しなども事後に対応するよりも、不良社員の動向や立ち回り先、接触人物を事前に把握しておく事で、未然に防ぐ事も可能になります。

法人様からのご依頼では、目的の重要度によって調査が一ヵ月から数カ月に及ぶ事も珍しくはありません。