法律事務所リーガルサポート

公示送達・付郵便送達調査

弁護士業務の効率化のため、これらの調査は調査会社にお任せ下さい。即日~三日程度で裁判所提出用の報告書を作成して提出いたします。
探偵系の調査会社や探偵事務所の中には、この調査に数万円の費用を設定しているところがあります。弊社では最低限の費用で効率よく迅速な調査を心がけています。
費用については直接お問合せ下さい。

債務者の実態把握

本気で回収するなら債務者の実態を知る必要がある

債務名義を取得するために、送達が完了されない債務者に対して公示送達や付郵便送達を行うわけですが、問題は送達が完了して債務名義を取得しても、現実的に回収されなかったり、差押えに資する情報が得られなかったりする事があります。差押えのため、顕在的に見えているものはあっても難しいケースもあるかと思います。何とか、現実的な回収方法を模索したいという場合、債務者の実態を知る事でその方法論を導き出せる事があります。


過去の消費者金融が行っていた手法と酷似した調査手法

〝夜討ち〟・〝朝駆け〟とは

現在の消費者金融は銀行と提携したりグループ傘下に入る事で生き残ってきました。過去の消費者金融は利回りを上げるために貸付口座の純増にこだわり、〝足で稼いで〟回収率を上げてきましたが現在は殆どと言ってよいほどに〝足で稼ぐ〟という消費者金融の回収を行わなくなりました。
この〝足で稼ぐ〟というのは消費者金融の〝得意技〟だったわけですが、貸金業法に違反したり、社会的なモラルに反するような事があったりと、問題が生じる事が多かったために、この〝得意技〟を封印して社会的に生き残れるように変化していったのです。
消費者金融の最も得意とした〝必殺技〟は〝夜討ち・朝駆け〟というものでした。
貸金業法では、夜の9時~朝の8時までは電話督促はもちろん、債務者宅への訪問も禁止されています。裏を返せば、朝8時ジャストから、夜8時59分59秒までは電話督促も訪問もOKだったわけです。つまり、〝夜討ち〟とは債務者が夕方以降帰宅したところから、夕飯を食べている時、お風呂に入って寛いでいる時に〝突撃訪問〟し、〝朝駆け〟とは、朝の忙しい時間帯に〝突撃訪問〟をするという事です。これは、まさに〝動〟の回収方法であり、つまりは債務者が来られたら嫌な時間帯に電話や訪問をする事で債務者に支払う気をおこさせようという、言ってみれば〝嫌がらせ〟です。
調査会社は貸金業者という債権者でもなく、債権の回収が行える有資格者ではありませんので、〝静〟の〝夜討ち〟・〝朝駆け〟を行う事になります。

調査会社が行う〝夜討ち〟・〝朝駆け〟とは

調査会社は債権回収業者ではありませんので直接訪問はしません。逆に言えば訪問をしないので、状況を確認するために規制された時間帯はないという事です。探偵業法による「他人の生活の平穏を害する行為であってはならない」という原則を前提に債務者の生活状況を把握する事が目的です。つまり監視をして、家族構成、仕事状況、勤務先特定、出社時間や帰宅時間、所有車両の有無、駐車場所の特定など、回収に資する情報を得るために行うのです。
  • 仕事をしているのか判然としない。
  • 差押え可能な動産(車やバイク)はないか?
  • 車を持っているようだが自宅には駐車場がない。
  • 自営業のようだが、その実態がよくわからない。
  • 弁護士からの郵便物を受け取ってはいるが、実際の郵送先には住んでいない。