2023.12.18
雑な仕事が企業の信頼を損なう

★日本が弱くなったと言われている理由
近年、『日本が弱くなった』と言われています。生活していて、ふと目にする事で、『ああ・・。日本ってこんな感じだったろうか・・』と思う事が多々あります。
車を運転していますと、明らかに道路工事が行われてた場所があります。年末や決算時期になると、よく行われている道路工事もそうです。工事が終わった後の道路が、とにかく凸凹で歩行者でも高齢者や足の不自由な人が躓いて転ぶのではないか?と思うくらいに仕上がりが雑です。かつては、日本の都会はどこに行っても道が綺麗でここまで凸凹な道路など、あまり見なかったものです。
仕事でトルコの田舎町やタイ王国などに行きますと、割と多いのがこうした凸凹道や、工事中で舗装されていない道路でも、平気でそのままになっていたりします。そんな時、『ああ・・こういうところが日本とは違うな・・』と思ったほどですが、最近の日本はそういった国となんら変わらなくなってしまったようにさえ感じる事があります。はっきり言えば、とにかく〝雑〟なんですね。
ところが周囲を見回してみると、こうした〝雑〟と思える事が道路工事に限らず、今の日本人には大変多くなっている気がします。
弊社の業界でも、最近同様の出来事がありました。他社に調査を依頼したお客様が、弁護士の指示で追加調査をする必要があったようなのですが、なぜか依頼した調査会社ではなく、弊社に相談に来られて依頼されたのです。
通常であれば、すでに依頼した業者に再依頼する方が好ましいので、弊社もお客様にそう伝えたのです。お客様が言うには、その調査会社(探偵事務所)が信頼できなくなったので・・・と仰るわけですが、調査報告書を拝見すると、見た目はしっかりと調査されてますし、何よりも結果は出ているのです。それにも係わらず、何故初めて依頼する弊社よりも、その調査会社(探偵事務所)が信頼できなくなったのかが不思議でなりませんでした。
追加の調査の依頼をお受けして、調査を始めた結果、その理由が浮き彫りになってきました。欲しい結果は得られているのに、明らかに雑と思える内容が見え始め、此れを誤魔化すために報告書の中に目では見えないような嘘があり、しかも、その嘘が大きな問題になってきたのです。
調査は事実確認された事を正確にレポーティングする事が重要です。小さな嘘が、プロが見ればすぐに露見するのです。
なぜか、勤勉で真面目がトレードマークであった日本人が、信頼を失うような事を平気で行うようになってきてしまったのです。
日本はかつて世界の経済・科学技術のリーダーでしたが、近年は国際競争力が低下し、衰退途上国に追い込まれています。この原因は何でしょうか?今回は、以下の3つの要因を挙げてみます。
1. 為替政策の失敗
日本は1985年に米国との間で「プラザ合意」と呼ばれるる為替協定を結びました。この合意では、日本円を円高に誘導することで、、輸出を促進しようという目的がありました。しかし、その結果、日本のの輸出産業は海外市場から撤退し、製造業やサービス業などの新興産業に依存するようになりました。一方で、海外市場では日本製品の価格競争力が低下しました。また、円高によってて輸入品や原材料のコストが上昇しました。これらの影影響で、日本経済は長期的な停滞に陥りました。
2. ゆとり教育と社会保障制度
日本では1980年代から「ゆとり教育」と呼ばれる教育改革が行われました。これは、「自分らしく生きること」や「多様性を尊重すること」を重視する教育方針です。しかし、この教育方針は実際には「自分勝手さ」や「無責任さ」を助長するものでした。多くの学生や社会人が自分の将来や社会貢貢献を考えずに、「今すぐ楽しく暮らすこと」をを優先しました。
また、日本では高齢化社会に対応するために、「社会保障制度」も拡充されました。しかし、これらの制度は実際には「財政赤字」や「税金増税」を招くものでした。多くの国民が将来世代への負担を感じずに、「現在世代だけで生きること」をを優先しました。
3. 政治家や官僚の無能さ日本では政治家や官僚も弱体化しています。政治家は選挙制度や議会制度などから逃れるために、「安易な決断」や「無駄な争点」をを繰り返します。また、「利益集団」や「特殊部門」と呼ばれる圧力団体から影影響されて、「自分たちだけで決めること」をします。
官僚は法律や規則などから逃れるために、「不正行行為」や「不正報告」を行います。また、「「権力欲」や「利利権追求」と呼ばれる動動機から、「自分たちだけで決めること」をします。
★雑な仕事が企業の信頼を損なう★
企業の上席者、あるいは部署の責任者やチームリーダーの役割として、企業のトップの理念や方針を部下に周知徹底させて、部下が此れを忠実に守らせる事も重要です。しかしながら、これが大変難しいところである事も確かです。要はトップから順々に末端社員までに至るまで、その温度差が出てくるわけです。
特に最近、若い人の間には〝出世欲〟がなくなったとも言われています。メディアでの該当インタヴューなどで、若い世代に話を聞くと、「特に出世はしたくない」と言い、その理由としては「責任が増える」、「自分の時間がなくなる」などが挙げられ、かつて〝24時間戦えますか〟とCMで企業戦士のキャッチフレーズがありましたが、これは完全に死語となりました。長時間労働で過労死問題が社会的問題となった事も要因しているとはいえ、企業のために仕事のために、という風潮から〝自身の生活のゆとりのために〟という風潮が強くなったのは事実です。
これが悪い事ではないにせよ、〝給料さえもらえれば良い〟という極端な思考が多くなった事も確かな事実なのです。その結果、自身の能力や仕事量、企業への貢献度よりも、〝給料だけは多くもらいたい〟あるいは、ひどい事になると〝先輩や上司の付き合いもしてあげているのだから、その報酬は欲しい〟とか、一般的に見れば、上司にお願いされた事がたとえ些細な事でも、そこに金銭を求める人もでてくるわけです。
一昔前であれば、金銭に関係なく動く事を〝気働き〟などと言われてましたが、現代の特に若者には通用しない事で、〝気働き〟ではなく常に〝金働き〟になっているのです。
こうした事から、〝そこまでやってもお金にはならない〟や〝どうせ貰えるお金は決まっているのだから〟いう思考になり、雑な仕上がり(仕事)になってきているのです。仮に給料を上げたとしても、こうしてできあがった思考はそう簡単には変わりません。そのため、社員の行動管理が重要になります。
社員の行動管理とは、営業や管理職などの社員が行う行動を数値データに基づいて管理することです。行動管理には、以下のようなメリットがあります。
行動内容を可視化し、改善点や効果を分析できる
行動内容に応じて報報酬や評価を決めることで、モチベーションやパフォーマンスを向上させる
行動内容に関連する人材育成や教育訓訓練の計画を立てることで、能力開発やキャリア形成を支援する
こうした上で、時には思い切った方策として、実際に特定の人物(社員)の行動確認(仕事状況の実態)を把握(怠慢、さぼり、癒着、誤魔化し、横領etc)する調査も必要になる事があります。
近年、『日本が弱くなった』と言われています。生活していて、ふと目にする事で、『ああ・・。日本ってこんな感じだったろうか・・』と思う事が多々あります。
車を運転していますと、明らかに道路工事が行われてた場所があります。年末や決算時期になると、よく行われている道路工事もそうです。工事が終わった後の道路が、とにかく凸凹で歩行者でも高齢者や足の不自由な人が躓いて転ぶのではないか?と思うくらいに仕上がりが雑です。かつては、日本の都会はどこに行っても道が綺麗でここまで凸凹な道路など、あまり見なかったものです。
仕事でトルコの田舎町やタイ王国などに行きますと、割と多いのがこうした凸凹道や、工事中で舗装されていない道路でも、平気でそのままになっていたりします。そんな時、『ああ・・こういうところが日本とは違うな・・』と思ったほどですが、最近の日本はそういった国となんら変わらなくなってしまったようにさえ感じる事があります。はっきり言えば、とにかく〝雑〟なんですね。
ところが周囲を見回してみると、こうした〝雑〟と思える事が道路工事に限らず、今の日本人には大変多くなっている気がします。
弊社の業界でも、最近同様の出来事がありました。他社に調査を依頼したお客様が、弁護士の指示で追加調査をする必要があったようなのですが、なぜか依頼した調査会社ではなく、弊社に相談に来られて依頼されたのです。
通常であれば、すでに依頼した業者に再依頼する方が好ましいので、弊社もお客様にそう伝えたのです。お客様が言うには、その調査会社(探偵事務所)が信頼できなくなったので・・・と仰るわけですが、調査報告書を拝見すると、見た目はしっかりと調査されてますし、何よりも結果は出ているのです。それにも係わらず、何故初めて依頼する弊社よりも、その調査会社(探偵事務所)が信頼できなくなったのかが不思議でなりませんでした。
追加の調査の依頼をお受けして、調査を始めた結果、その理由が浮き彫りになってきました。欲しい結果は得られているのに、明らかに雑と思える内容が見え始め、此れを誤魔化すために報告書の中に目では見えないような嘘があり、しかも、その嘘が大きな問題になってきたのです。
調査は事実確認された事を正確にレポーティングする事が重要です。小さな嘘が、プロが見ればすぐに露見するのです。
なぜか、勤勉で真面目がトレードマークであった日本人が、信頼を失うような事を平気で行うようになってきてしまったのです。
日本はかつて世界の経済・科学技術のリーダーでしたが、近年は国際競争力が低下し、衰退途上国に追い込まれています。この原因は何でしょうか?今回は、以下の3つの要因を挙げてみます。
1. 為替政策の失敗
日本は1985年に米国との間で「プラザ合意」と呼ばれるる為替協定を結びました。この合意では、日本円を円高に誘導することで、、輸出を促進しようという目的がありました。しかし、その結果、日本のの輸出産業は海外市場から撤退し、製造業やサービス業などの新興産業に依存するようになりました。一方で、海外市場では日本製品の価格競争力が低下しました。また、円高によってて輸入品や原材料のコストが上昇しました。これらの影影響で、日本経済は長期的な停滞に陥りました。
2. ゆとり教育と社会保障制度
日本では1980年代から「ゆとり教育」と呼ばれる教育改革が行われました。これは、「自分らしく生きること」や「多様性を尊重すること」を重視する教育方針です。しかし、この教育方針は実際には「自分勝手さ」や「無責任さ」を助長するものでした。多くの学生や社会人が自分の将来や社会貢貢献を考えずに、「今すぐ楽しく暮らすこと」をを優先しました。
また、日本では高齢化社会に対応するために、「社会保障制度」も拡充されました。しかし、これらの制度は実際には「財政赤字」や「税金増税」を招くものでした。多くの国民が将来世代への負担を感じずに、「現在世代だけで生きること」をを優先しました。
3. 政治家や官僚の無能さ日本では政治家や官僚も弱体化しています。政治家は選挙制度や議会制度などから逃れるために、「安易な決断」や「無駄な争点」をを繰り返します。また、「利益集団」や「特殊部門」と呼ばれる圧力団体から影影響されて、「自分たちだけで決めること」をします。
官僚は法律や規則などから逃れるために、「不正行行為」や「不正報告」を行います。また、「「権力欲」や「利利権追求」と呼ばれる動動機から、「自分たちだけで決めること」をします。
★雑な仕事が企業の信頼を損なう★
企業の上席者、あるいは部署の責任者やチームリーダーの役割として、企業のトップの理念や方針を部下に周知徹底させて、部下が此れを忠実に守らせる事も重要です。しかしながら、これが大変難しいところである事も確かです。要はトップから順々に末端社員までに至るまで、その温度差が出てくるわけです。
特に最近、若い人の間には〝出世欲〟がなくなったとも言われています。メディアでの該当インタヴューなどで、若い世代に話を聞くと、「特に出世はしたくない」と言い、その理由としては「責任が増える」、「自分の時間がなくなる」などが挙げられ、かつて〝24時間戦えますか〟とCMで企業戦士のキャッチフレーズがありましたが、これは完全に死語となりました。長時間労働で過労死問題が社会的問題となった事も要因しているとはいえ、企業のために仕事のために、という風潮から〝自身の生活のゆとりのために〟という風潮が強くなったのは事実です。
これが悪い事ではないにせよ、〝給料さえもらえれば良い〟という極端な思考が多くなった事も確かな事実なのです。その結果、自身の能力や仕事量、企業への貢献度よりも、〝給料だけは多くもらいたい〟あるいは、ひどい事になると〝先輩や上司の付き合いもしてあげているのだから、その報酬は欲しい〟とか、一般的に見れば、上司にお願いされた事がたとえ些細な事でも、そこに金銭を求める人もでてくるわけです。
一昔前であれば、金銭に関係なく動く事を〝気働き〟などと言われてましたが、現代の特に若者には通用しない事で、〝気働き〟ではなく常に〝金働き〟になっているのです。
こうした事から、〝そこまでやってもお金にはならない〟や〝どうせ貰えるお金は決まっているのだから〟いう思考になり、雑な仕上がり(仕事)になってきているのです。仮に給料を上げたとしても、こうしてできあがった思考はそう簡単には変わりません。そのため、社員の行動管理が重要になります。
社員の行動管理とは、営業や管理職などの社員が行う行動を数値データに基づいて管理することです。行動管理には、以下のようなメリットがあります。
行動内容を可視化し、改善点や効果を分析できる
行動内容に応じて報報酬や評価を決めることで、モチベーションやパフォーマンスを向上させる
行動内容に関連する人材育成や教育訓訓練の計画を立てることで、能力開発やキャリア形成を支援する
こうした上で、時には思い切った方策として、実際に特定の人物(社員)の行動確認(仕事状況の実態)を把握(怠慢、さぼり、癒着、誤魔化し、横領etc)する調査も必要になる事があります。